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42,000円(税込46,200円)
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ANSNAM、中野靖氏が手がけるニットレーベル。
多彩な技法を持つ国内外有数の向上にパイプを持つ中野氏にしかできないニット、カットソーを中心としたコレクションです。
素材、縫製、編み、全てにおいてトップクオリティで、着心地も極上。
それでいて、ANSNAMらしい遊び心も欠かさない至極のレーベル。
今回kirettoでオーダーしたのはブリティッシュウールにスプレー染色を施した独特な風合いがあるマリンセーター。
マリンなディティールの首元にボタンがついたセーターは若き日のセルジュ・ゲンズブールも着ていたし、ボタンを一つ、二つ外してだらっと着るのはなんとなくおパリっぽいノンシャランなイメージ。
所謂"シェットランドウール"は非常に暖かく、膨らみとラフさがある風合いが特徴で、私も大好き。反面、チクチクしやすいのが欠点ですが、さすがANSNAMの素材選び、不快感はほとんどなく、英国羊毛らしい油分を感じるふっくらとした柔らかい仕上がりです。
サイズは程よくゆったりとしながら大きすぎず、ジャケットのインナーにも重宝しそうです。
最近の大きめなニットシーンに飽きてきた僕たちにちょうどいい空気感。
アコヤ(真珠貝)を裏使いしたボタン、サイド左側にクログランテープでガゼット。
加えて、マイクロスウェードのエルボーパッチがどことないいなたさと可愛げ。
背に施されたダブルステッチは、中野氏が憧れた亡きスーパーモデル、ステラ=テナントが着用していたTシャツをリファレンスにしたオマージュらしい。
ちょっと真面目でクラシカルな雰囲気とディティールなのに、わかりづらい遊び心が散りばめられるのがらしさでしょう。
春夏にたくさんお渡ししたリネンやブロードのシャツに合わせたいと思いました。
特に最近はリネンシャツにウールを合わせて素材感のブレを楽しむのが気分で、フランス人は冬でもリネンを着ると聞いてからずっとご提案したかった合わせです。
丁寧に作られたフラットな印象のセーターですが、適度に遊んだ一着な分コーディネートの許容範囲が広い一着です。
お気に入りの場所で、休日に、リラックスしたシーンから少しかしこまった場所まで一緒に歩ける一着。
MATERIAL:WOOL100%
SIZE4(cm)
裄丈87
身幅55
着丈66
model:175cm
※ムラ染加工のため、若干個体差がございます。
