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【別注】【HANS/ハンス】【25FW】モールスキンワークジャケット NAVY/SIZE3

125-07106

72,000円(税込79,200円)
792ポイント還元


HANS渾身の別注。

今回の別注では、フレンチのワークジャケットとフレンチのm-47をベースにジャケットとカーゴパンツを製作してもらいました。

”素材は40年代ごろのモン・サン・ミシェル製のモールスキンが大好きなのでそちらを参考にして、限りなく風合いの近い物を採用しています。
好きな部分はピーチ加工の毛羽立ちが絶妙で上品な光沢があるのにも関わらず、引き裂きや擦り切れに対してかなりの強度を兼ね備えている点です。
そのおかげで今回作らせていただいたようなハードな加工をしても結構楽に雑に着ても壊れにくいので気に入っています。”

デザイナー金山さんからのコメントです。

これ、実物の生地が本当にすごいです。
僕も古いモールスキンが好きで、実際に40sのモン・サン・ミシェルの物を持っているんですが、この年代のモールスキンって明らかに以後のモールスキンよりいいんですよね。
素材の厚みとハリコシ、若干滑りがあるような独特の起毛感のある質感、柔らかさと重厚感を兼ね備えた経年による色落ち、全部込みでこの年代のがいい。
当時にしかない原料とか染色法、今だとおそらくないであろう古いシャトル織機などがあってこそのものだと思うのですが、
今回の別注のモールスキンは金山さんがおっしゃっているように限りなく当時ものに近い。

現代にこれを一から作れるのってかなりすごいこと、HANSしかできないんじゃないですかね?

ジャケットは丸襟を採用せず、アメリカンな印象の襟の外回りにして、少し辛めの襟に変えて袖周りのいかつさを取る、パッカリングを少し抑える、などでヴィンテージの美しさをなるべく活かして現代の洋服と馴染む様に工夫がなされています。

金山さんがモールスキンに魅力と感動を覚えた点が幾重にも重なった当て布のリペア跡だそう。
”そこまでしてその1着を着るのかという愛情とその割に不器用な人の手の跡の混ざった雰囲気に何とも言えない愛着を覚えました。”

モールスキンは当時からかなり高価で希少な素材、それ故、所有者は何度も補修しながら大切に着ていた歴史があります。
今回の別注でも目を惹くリペア跡。

これ、全部デザイナー本人による、手縫いと叩きミシンによるもの。
リペアに使用している素材は、リネンやボアなど、ヴィンテージではあり得ないもの。
リネンはなんとなくわかりますが、ボアがやばい笑
かなりいい違和感を生み出してくれてます。

さらにヴィンテージ同様、全部違う個体になるように、
1点1点バランスを考えて、リペアの位置や大きさ、手法が全部違います。

当時ものだとボタンも何度も付け替えられているので、ボタン不揃いの個体が多く、それも実現されてます。
考えただけで気が遠くなる作業です、、、

インナー次第で3シーズンは着れます。
春はタンクトップやTシャツの上からばさっと、ハードな加工が施されているので、シャツや上品なニットをインナーに挟んで綺麗めに寄せるのもいいですね。
どちらかといえばストイックなサイズ感なので、上からオーバーコートを羽織るのも良さそう。

時間をかけて壊れて、また手を加えて直していく。
その繰り返しの中でしか生まれない“深み”がある。
完成ではなく、進行中の服。修繕の跡が、美しさになる服。
そんな服を、HANSに作っていただきました。
このモールスキンが、誰かの“これから”を纏う一着になりますように。



モデル身長:174cm
着用サイズ:3


MATERIAL
COTTON100%

SIZE(cm)
2 肩幅45/身幅50/袖丈60/着丈65
3 肩幅47/身幅52/袖丈62/着丈69

-HANS-
デザイナー金山恒樹によって2023年に設立。
金山は、京都にある加工工場の息子として生まれる。
2016年にイタリアへ渡り、現地服飾企業で経験を積む。
2017年、ローマの「Accademia Costume & Moda」アクセサリー科修士を修了。
帰国し、メンズパタンナーを務める。
2024年秋冬コレクションより、自身のブランド「HANS」を始動。
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