DO25AW06-3-02
58,000円(税込63,800円)
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カルト的な人気を誇る映画“KIDS”に出てくるような90sのスケーターたち。自由で囚われない、適当にその辺のスケートで傷ついてもええもん適当に着てきましたみたいな、スタイルがあるような無いような、そんな自由さが特段かっこよく見えるファッション。そういうウェアをイメージして、ドレス縫製でいい生地を使って作ったら？そんなところからスタートした（であろう）ブランド“I am dork”
ブランドで展開されているシャツはよくあるレギュラー古着のシャツのように見えて、イタリアや国産の高級生地、ドレス縫製で仕上げられています。
I am dork定番の隠しボタンのボタンダウンシャツ。
20代の古着まみれの生活を送っていた頃に買い漁っていた、ネルシャツを想起させるようなボソッとした質感のイナタイチェック。
そんなノスタルジーを感じのは、きっと中野さんの色彩感覚の引き出しの多さ・絶妙なニュアンスを表現する匠さにあるような気がします。
使用しているのはイタリア製の上質で柔らかいコットンネル地。
柔らかな風合い、深みのあるカラーリングが特徴的です。
着用と洗いを繰り返すことで、より雰囲気のある風合いに変化していきます。
襟の裏には隠しボタン。
一般的なボタンダウンのシャツだと、襟を敢えて少し長めにしてロールさせることが美しいみたいな考え方もあると思いますが、こちらは長さをそこまで取っていない為、ボタンを留めてもロールはしない。見た目は至って普通のレギュラーカラーシャツ。
I am dorkのシャツは柔らかい素材を採用することが多いので、この仕様になっていることで、浮きやすい襟を留めてくれるというちゃんと理にかなったデザインになっています。
ただ、このボタンは敢えて留めずに気怠く、ドークに着るのが粋だと思います。
そして、パターンは”90年代のラルフローレンのBLAKE”なんかを彷彿とさせる、当時スケーターが愛用していたビッグシルエットのシャツ。
襟型や運針の細かさ、縫製の綺麗さなどは完全にドレスシャツ。それをこのカジュアルなパターンに落とし込む、という遊び心は堪りません。
超本気の縫製技術とパターンメイク、細部への手間とイタリア製の上質な素材だからこそ出せる良さが詰まったネルシャツ。
私自身スケボーは全くできませんが、このI am dorkのシャツであれば、ストリートな着こなしもしてもいいのかなと思います。
そうでない方はもちろんデニムやチノパンを合わせてアメカジに寄せてもいいと思うし、ドレスシャツ的解釈でタックインしてジャケットなんかを羽織っても成り立つと思います。
色々な解釈のもと着れるシャツなので、自由な発想で楽しんでみてほしいです。
3シーズンは着れそうな使い勝手のいい素材感。
秋冬はゆったりしたサイズを活かし、ニットやスウェットの上から雑に羽織るのもいいし、逆にニットやスウェットの下に着てテキトーに襟を出して着ても良さそう。
一見カジュアルに見えて、どんなスタイリングにもハマる、
懐の広い素晴らしいシャツです。
MATERIAL:Italy Cotton 100%
SIZE 2
肩幅 51cm
身幅 64.5cm
袖丈 60cm
着丈 80cm
