26W-BIS-KM41HA
70,000円(税込77,000円)
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カシミヤって、やっぱり特別な素材だと思う。
肌に触れた瞬間の滑らかさだったり、ふわっと軽いのにちゃんと暖かかったり。普通のニットとは明らかに違う。でも、個人的には「カシミヤだから」と気負って着るものではないと思っていて、いつもの服の中に自然に入ってくれるものが好きです。
今回のこのカシミヤニットは、まさにそんな一枚。
使用しているのは、内モンゴル産のホワイトカシミヤ。寒暖差の大きい高地で育った山羊から採れる、白度が高く細やかな繊維を厳選しています。実際に触ってみると、しっとりと滑らか。それでいて嫌なぬめりや過剰な柔らかさではなく、カシミヤらしい上品な光沢と、ふわっとした軽さがある。
着てみると、その良さがもっと分かる。
肩が自然に落ちることで、力の抜けたリラックス感がある。でも、だらっとルーズに見えない。そこに少し浅めのVネック。このVの深さが個人的にはかなり好きで、シャツを入れてもいいし、Tシャツやタンクトップの上にさらっと着てもいい。首元が開きすぎないから、カシミヤの上品さがありながら、普段着としてすごく扱いやすい。
そしてそこに、インラインではベストで採用されていた、40s〜70s頃のスウェーデンで見られるペイズリー柄とフェアアイル柄から着想を得て作られたオリジナルの柄。古いスウェーデンのニットやテキスタイルを見ていると、フェアアイルらしい幾何学的な柄の中に、どこか植物やペイズリーを思わせる有機的なモチーフが入っていたりして、その混ざり方がすごく面白い。
その空気感をそのまま再現するのではなく、BISOWNらしいモダンな解釈で一つの柄に落とし込んでいます。
この柄が、カシミヤの柔らかさとすごく相性がいい。フェアアイルって、どうしても「冬らしい」「温かみのある」「トラッドな」という印象が強いと思うんですが、ペイズリーの要素が入ることで少し色気が出る。柄自体にはしっかり個性があるのに、着てみると意外とすっと馴染むんです。
柄物だからといって、これ一枚を主役にして他を全部シンプルにする必要もない。
むしろ色の落ちたデニムだったり、軍パンだったり、いつも穿いているような少しラフなパンツに合わせてほしい。もちろん綺麗なトラウザーに合わせてもいい。レッドベースだから今季気分なブラウン、ベージュ系のパンツやコーデュロイなんかにも合う。
あとは先日リリースしたコットンリネンの白いウエスタンシャツにも合わせたい。クシュっとしたコットンリネンに、ふわふわのカシミヤという異素材の合わせは最高だと思う。
個人的には、「カシミヤだからこう着なきゃ」みたいなルールを作らず、いつもの服にそのまま放り込んでほしいと思っています。少し古いニットのような雰囲気がありながら、素材は極上のカシミヤ。
古いものから拾った柄の空気感と、今の洋服としての着やすさ。その間にカシミヤという素材を置くことで、ただのヴィンテージ風ではない、今着たいフェアアイルニットになったと思います。
古いものが好きだけど、古着そのものを着たいだけじゃない。
僕自身、洋服を選ぶときにいつも考えているのがまさにそこなんですが、このニットはその感覚にかなり近い。昔のものに惹かれて、そこから今の自分が着たい形に持ってくる。
そういう洋服って、やっぱり面白い。
しかもそれが、肌に直接着たくなるくらい気持ちのいいカシミヤ100%。
柄の面白さだけじゃなく、着た瞬間の気持ちよさまで含めて、かなり好きな一枚です。
「古いものを今着る」ことと、「良い素材を普段着にする」こと。
その二つが、すごく自然に一緒になったニットだと思います。
モデル身長:174cm
着用サイズ:F
MATERIAL
CASHMERE100%
SIZE(cm)
F 着丈66/身幅68/肩幅60/袖丈64