26W-BIS-CT28
80,000円(税込88,000円)
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BISOWNの編集力の高さがかなり出ているコートだと思います。
ベースになっているのは、ヴィンテージのハンティングウェアに見られる「ゲームジャケット」。
本来ならもっと土臭く、道具としての匂いが強いアイテムを、ここまで上品で洗練されたコートに仕上げている。この変換がすごく面白い。ゲームジャケットらしい大きなポケットやディテールはちゃんと残しながら、着丈をぐっと長くしてオーバーコートへ。
だから一見するとクラシックなコートなのに、よく見るとハンティングウェアの名残が随所にある。このくらいの“分かる人には分かる”感じが、個人的にはかなり好きです。
そして、このコートをさらに面白くしているのが生地。
尾州で、経糸に細番手のウール、緯糸にオーガニックコットンを使った高密度のウールコットンツイル。
ウールとコットン、それぞれの糸の表情にわずかな違いがあることで、単純な無地ではない、奥行きのあるシャンブレー調の表情が生まれています。
触るとしなやかさがありながら、適度なハリもしっかりある。このハリがあるからこそ、コートとして着たときに生地が身体に潰れず、ゆったりとしたシルエットが綺麗に立ち上がる。
ただ、オーバーコートらしいゆとりがありながら、変に膨らみすぎない。
この「大きいのに綺麗」というバランスがすごくいい。
さらにウエストにはドローコード。ここを絞ることでシルエットに変化をつけられるので、前を開けてざっくり着てもいいし、少し絞って身体に沿わせてもいい。このディテールも、単なるデザインというより実際に着る人がその日の気分で調整できるのがいいですね。
個人的には、このコートを見ていて面白いなと思うのが、ハンティングウェアの無骨さを消していないのに、全体としては全然野暮ったくないところ。
むしろウールの光沢や生地のしなやかさが入ることで、ゲームジャケットが持っていた道具感が、少し都会的なものに変わっている。
ニットにさらっと羽織って、ウールのスラックス。
あるいはデニムや軍パンで少し崩してもいい。
鮮やかな色のニットを差しても、コート自体が落ち着いているからちゃんと受け止めてくれる。
こういう服って、ヴィンテージをそのまま着るのとはまた違う面白さがあります。
古いものの良さを残しながら、今の自分たちが着るならどうするか。
BISOWNは、その編集が本当に上手い。
ゲームジャケットという古い服を、ただ綺麗にしただけではなく、素材と丈、シルエットを組み直して、ちゃんと今着たいコートにしている。
個人的には、こういう「元ネタを知っていても知らなくても格好いい」服が一番好きです。
モデル身長:174cm
着用サイズ:3
MATERIAL
WOOL55%/ COTTON45%
SIZE(cm)
3 肩幅56/身幅66/着丈110/袖丈63
4 ウエスト~108/ワタリ34/股上36/股下72/裾幅28.5