BK221
63,000円(税込69,300円)
693ポイント還元
このニット、まず袖を通すと驚きます。
ウール90%、カシミヤ10%という素材構成からは想像できないほど、ふわふわで、とにかく肌あたりが優しい。素肌に触れてもチクチク感はほとんどなく、思わず頬ずりしたくなるような柔らかさ。カシミヤを10%混ぜることで生まれる心地よさはもちろんですが、それ以上に、この肌触りを実現するウールそのもののクオリティの高さに驚かされます。上質なニットって、見た目の美しさだけじゃなく、袖を通した瞬間に気持ちまで満たしてくれるものだと思う。
そして、このニットをただ上質で着心地のいい一着に終わらせないのが、Olde H & Daughterらしいデザインの妙。
首元は、鎖骨がほんのり覗くボートネック。開きすぎず、詰まりすぎず、この絶妙なバランスが装いに自然な抜け感と色気を与えてくれます。クルーネックのニットとはまた違う、どこか中性的で、肩の力が抜けた佇まい。シャツを挟んでも、ジャケットのインナーにしても、首元に生まれる余白がスタイリングをぐっと洒落たものにしてくれます。
そこにあえて添えられたのが、ハンティングやワークウェアを連想させるレザーのエルボーパッチ。柔らかな素材と、どこか無骨なディテール。この対照的な組み合わせが実にいい。上品さだけに振り切らず、かといって土臭くなりすぎるわけでもない。繊細さの中にほんの少しの男臭さがあるからこそ、デニムや軍パンのようなラフなボトムスにも自然と馴染むし、スラックスと合わせれば、肩肘張らない大人の装いに仕上がります。
個人的に惹かれるのは、こうしたニットがスタイリングの幅を広げてくれるところ。さらっと一枚で着れば、柔らかな落ち感とボートネックの抜け感が主役になる。反対に、ジャケットやコートの下に忍ばせれば、襟元から覗く肌の余白が重たくなりがちな秋冬の装いに軽やかさを生んでくれる。特別なことをしなくても、いつものデニムやスラックスに合わせるだけで、どこか雰囲気が出る。そんな頼もしさがあります。
色味もまた、単色にはない奥行きを感じさせるメランジ調。主張しすぎず、それでいて表情があるから、無骨なワークやミリタリーのアイテムとも、クリーンなスラックスや上質なコートとも相性がいい。合わせるものを選ばないのに、決してありきたりにはならない。気づけば手に取る回数が増えている、そんな一着になるはずです。
流行を追いかけるためでも、特別な日に着飾るためでもなく、ただ着心地がよくて、着るとなんだか格好いい。気に入ったデニムを何年も穿き続けるように、気づけば冬のワードローブに欠かせない存在になっている。上質な素材に、色気のある首元、そして程よい無骨さ。
毎日着たくなるほど気持ちがいいのに、袖を通すたびにちゃんと気分が上がる。そんな日常着としての理想が詰まった、Olde H & Daughterらしい一着です。
Model 174cm
SIZE 10
MATERIAL:WOOL90%/CASHMERE10%
SIZE:10(cm)
肩幅56
袖丈55
身幅62
着丈63